こんにちは。園芸の教科書運営者のめぐみです。
丹精込めて育てたネギを収穫し終えた後の畑を見て、次はこの場所に何を育てようかなと悩むことはありませんか?せっかくなら、ネギが育った後の土の性質を上手に活かして、元気に育つ野菜を選びたいですよね。
ネギの後作に良い野菜を探していると、大根を植えると又根になりやすいという噂や、キャベツとの相性はどうなのか、さつまいもは元気に育つのかなど、色々な疑問が湧いてくるかもしれません。また、うっかり相性が悪い野菜を植えてしまって、生育不良にならないか心配な方も多いかなと思います。
そこで今回は、ネギを収穫したあとの土壌がどのような状態になっているのかを紐解きながら、次に植えるのにおすすめの野菜たちをたっぷりとご紹介します。野菜同士の助け合いの力を知れば、あなたの畑のローテーションがもっと楽しく、豊かになるはずですよ。
この記事でわかること
- ネギ栽培後の土壌の状態
- ネギの後作に最適な野菜の種類と、その科学的な理由
- 大根の又根や相性が悪い野菜など、後作における失敗の防ぎ方
- 次の作物を元気に育てるための、具体的な土づくりや残渣処理の手順

園芸の教科書・イメージ
ネギの後作に良い野菜と相性の理由について

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ネギを育てた後の畑は、次に植える野菜にとってとても居心地の良い環境になっていることが多いんですよ。
農業の現場では、同じ場所で同じ作物を育て続けると連作障害という問題が起きやすくなりますが、ネギは特有の成分や微生物のおかげで、土壌をきれいに保つ力があるんです。
ネギの根の周りには、土の中の悪い病原菌をやっつけてくれる有益な微生物(拮抗菌など)がたくさん棲みついています。さらに、ネギ独特のツンとした香りの成分であるアリシンなどが、病害虫を遠ざけてくれる効果も期待できます。
おまけに、白ネギなどを育てる時に何度も土寄せをすることで、土が深く耕されて新鮮な空気が入り、フカフカな状態に仕上がっているんです。この素晴らしい環境を最大限に活かせる、ネギの後作に良い野菜たちを種類別にご紹介していきますね。
ジャガイモなどナス科は品質向上に
ネギを収穫したあとの畑に植える野菜として、真っ先におすすめしたいのがナス科の野菜たちです。
トマトやナス、ピーマン、そしてジャガイモなどがここに含まれます。ネギとナス科の野菜は、育つために必要とする栄養のバランスが違うので、土の中の特定の養分だけが極端に減ってしまうのを防いでくれます。また、共通して寄ってくる害虫も少ないため、ローテーションを組むには最高のパートナーかなと思います。
その中でも、とくに素晴らしい相性を発揮するのがジャガイモです。ジャガイモ栽培をしたことがある方なら、表面がかさぶたのようにガサガサになってしまうそうか病に悩まされた経験があるかもしれません。
見た目が悪くなってしまうやっかいな病気ですが、ネギの後にジャガイモを植えると、ネギの根に棲んでいた微生物がこの病原菌を抑え込んでくれるため、肌がツルツルで綺麗なおいもが収穫しやすくなるんですよ。
さらに、ジャガイモが地中で大きく育つためには、柔らかくて通気性の良い土が絶対に必要です。
ネギ栽培で何度も土寄せをしてフカフカになった畑は、ジャガイモにとって最高のベッドになります。ネギの収穫が終わる冬から早春にかけての時期は、春ジャガイモの植え付け時期(2月下旬〜3月頃)とタイミングがぴったり合うので、無駄なくスムーズに畑を活用できるのも嬉しいポイントですよね。
もちろん、トマトやナス、ピーマンを植えるのにも適しています。これらは青枯病や立枯病といった土から伝染する病気にかかりやすいデリケートな一面がありますが、ネギのおかげで病原菌が減ったクリーンな土壌なら、病気のリスクをぐっと下げることができます。
春先のピーマンはネキリムシなどの虫に食べられやすいですが、土に残ったネギの香りが虫を遠ざけてくれる効果も期待できるかもれません。
ポイント

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アブラナ科は土壌微生物を適正化
ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーといったアブラナ科の野菜も、ネギの後作としてとても優秀な存在です。
ネギもアブラナ科の野菜も、比較的涼しい気候を好むという共通点があります。そのため、季節の移り変わりに合わせて無理なく栽培リレーのスケジュールを組みやすいのが魅力ですね。
ネギを育てたことで土の中の微生物のバランスが綺麗に整っているので、アブラナ科特有の病気が出にくく、健康的に葉っぱや蕾を育てることができます。プロの農家さんの畑でも、ネギのあとにブロッコリーやキャベツを植えるというローテーションは定番中の定番として取り入れられているんですよ。
また、ネギは土の比較的浅いところに根を張る性質(浅根性)がありますが、アブラナ科の野菜の中にはもっと深くまで根を伸ばすものもあります。
浅いところの栄養を使ったネギのあとに、違う深さから栄養を吸い上げる野菜を植えることで、畑の土全体を無駄なく立体的に使えるというメリットもあります。土の栄養が偏らず、バランスの良い状態を保てるのは、畑を長く使っていくうえでとても大切なことですよね。
ホウレンソウは萎凋病リスクを回避

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栄養たっぷりのホウレンソウは、ヒユ科(昔のアカザ科)に分類される野菜です。
育てやすいイメージがあるかもしれませんが、実は同じ場所で連続して育てていると萎凋病(いちょうびょう)という病気にかかりやすいデリケートな一面を持っています。この病気になると、葉っぱがしおれて黄色くなり、最悪の場合は枯れてしまいます。
しかし、ネギを育てた後の畑なら安心感が違います。ネギの根に共生している微生物が分泌する成分が、この萎凋病の原因となる悪い菌の働きを邪魔してくれるんです。
京都の有名な九条ネギの産地などでは、ネギとネギの栽培の合間にホウレンソウを組み込むことで、病気を防ぎながら効率よく畑を回すローテーションが実際に活用されているほどなんですよ。家庭菜園でも、ネギを抜いたちょっとしたスペースにホウレンソウの種を蒔いておくと、病気に負けず青々と育ってくれるかなと思います。
ニンジンは害虫の忌避効果に期待
カレーや煮物でおなじみのニンジン(セリ科)も、ネギの後に植えると良い効果がたくさんあります。ニンジンを育てていると、葉っぱにキアゲハの幼虫(はらぺこあおむしのような虫ですね)がついたり、アブラムシがびっしり群がったりして困ることがありますよね。
ここで活躍するのが、土の中に残ったネギ独特の香り成分です。キアゲハやアブラムシはこのネギの香りが大の苦手なので、ニンジンのそばにネギの気配が残っていると、嫌がって寄り付かなくなるんです。
面白いことに、ネギに悪さをするネギハモグリバエなどの害虫は、逆にニンジンの香りが嫌いなので、お互いの存在がそれぞれの害虫をブロックし合うという素晴らしい相乗効果が生まれます。
さらに、ニンジンは地中に向かってまっすぐ根を伸ばしていく直根性の野菜です。
ネギの栽培で土寄せを繰り返し、深く耕されて柔らかくなった土は、ニンジンがスッと下に伸びていくために理想的な環境です。土が固いとニンジンが短くなったり曲がったりしてしまいますが、ネギの跡地ならスラリとした綺麗なニンジンが収穫しやすくなりますよ。
キャベツは後作なら相性抜群
「ネギとキャベツの相性ってどうなんですか?」と聞かれることがよくあります。検索して調べてみても、良いと書いてあったり悪いと書いてあったりして、混乱してしまうかもしれませんね。
この謎の答えは、一緒に植える(混植)か順番に植える(後作)かの違いにあります。実は、ネギとキャベツを同じ時期にすぐ隣同士で植えるのは、あまりおすすめできません。
ネギの根から出る成分や強い香りが近すぎると、キャベツの葉っぱが丸く巻いていく働き(結球)を邪魔してしまい、葉が開いたままの結球不良のキャベツになってしまう可能性があると言われています。
ですが、ネギをすべて収穫し終わったあとの畑に、次にキャベツを植えるという後作の形であれば話はまったく別です。先ほどアブラナ科の項目でもお話しした通り、ネギが綺麗にしてくれた土壌の恩恵を受けられるため、最高のパートナーになります。
時間的なズレがあることで、ネギの成分がキャベツの成長を直接邪魔することはなくなり、むしろ病原菌が減った良い環境でのびのびと育つことができます。同じ場所で同時に育てるのはNGでも、バトンタッチして育てるなら相性抜群だということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
メモ

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さつまいもで土壌の有機物を循環
秋の味覚、さつまいもをネギの跡地に植えるというのも、実はすごく理にかなった素晴らしいローテーションなんです。
さつまいもを育てたことがある方は、葉っぱやツルばかりがジャングルみたいに茂って、掘ってみたらヒョロヒョロのおいもしか無かったというつるぼけの失敗を経験したことがあるかもしれません。
つるぼけが起きる一番の原因は、土の中に窒素分(肥料の成分)が残りすぎていることです。サツマイモの肥料や土作りの基本でもありますが、さつまいもは、肥料が少ない痩せた土地のほうが危機感を感じて、一生懸命に地下のおいもを太らせようとします。
ネギを育てた後の土は、ネギが肥料をしっかり吸ってくれたおかげで適度に窒素分が減り、さつまいもにとって好都合なちょっと貧乏な土(貧栄養状態)になっていることが多いんです。
そしてここからが面白いところなんですが、ネギを収穫したあとに出る大量の葉っぱや根っこのゴミ(残渣)を、ただ捨てるのではなく細かく刻んで土に混ぜ込んでおきます。
すると、これが土の中のミミズや微生物たちの最高のごちそうになります。微生物がたくさん食べて活動することで、土が団子状にくっついた団粒構造ができあがり、水はけも水持ちも良い、さらにフカフカで最高の土へと生まれ変わります。
さつまいもはこのフカフカの土の中に広く深く根を張り巡らせて、真夏の暑い時期でも土の環境を守ってくれます。ネギが土の栄養を使い、その残渣で土をふかふかにし、そこにさつまいもが育つ。
そしてさつまいものツルもまた土に還っていく。このように、畑の中で栄養や有機物が綺麗にバトンタッチされていくシステムは、持続可能な農業のお手本のようなモデルなんですよ。自然の力って本当にすごいなと感動してしまいます。
ネギの後作に野菜を植える前の注意点と土づくり

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ここまでネギの後作にぴったりの野菜たちをご紹介してきましたが、もちろん万能というわけではありません。
世の中には相性というものがあって、ネギの跡地には絶対に植えてはいけない野菜も存在します。また、後作を成功させるためには、ただ種を蒔けばいいわけではなく、ネギが終わったあとの土づくりやお片付けのやり方にいくつか重要なコツがあるんです。
ここからは、失敗を防いで次の野菜を元気に育てるための大切な注意点について詳しくお話ししていきますね。
避けるべき相性が悪い野菜と阻害理由
ネギの跡地ととても相性が悪い、いわばNGな組み合わせとなる野菜があります。知らずに植えてしまうと、いくらお世話をしても全然育たないということになりかねないので、しっかりと確認しておきましょう。
一つ目は、エダマメやインゲン、ソラマメといったマメ科の野菜たちです。
枝豆の栽培法などでも触れられますが、マメ科の野菜は、根っこに根粒菌(こんりゅうきん)というお友達の菌を住まわせています。この根粒菌が、空気中の窒素を集めてマメ科の野菜にプレゼントしてくれるおかげで、彼らは元気に育つことができます。
ところが、ネギの根から出る抗菌物質は、このマメ科にとって大切な根粒菌をやっつけてしまう性質があるんです。
ネギの後にマメ科を植えてしまうと、根粒菌が働けずに栄養不足(窒素飢餓)に陥り、株がヒョロヒョロになったり、実がほとんどつかなかったりと悲しい結果になってしまいます。ネギの後にマメ科を植えるのは避けるようにしてくださいね。
二つ目は、タマネギ、ニンニク、ニラといった同じネギの仲間(ヒガンバナ科ネギ属)です。
同じ科の野菜を続けて植えるのは、いわゆる連作にあたります。これをやってしまうと、ネギの仲間が好きな特定の病原菌(根っこを腐らせる黒腐菌核病や、近年確認されているネギ腐敗病など)が土の中で一気に増殖してしまうリスクがあります(出典:青森県庁『ネギ腐敗病の特徴』)。
また、根っこにコブを作って栄養を吸い取れなくするネコブセンチュウなどの悪い虫も爆発的に増えるリスクがあり、最悪の場合は全滅してしまうこともあります。ネギの後は、ネギの仲間はお休みさせるのが鉄則です。
三つ目は、メロンなどの一部のウリ科の野菜です。
キュウリなどはネギと相性が悪くないのですが、メロンは高温で乾燥した環境を好みます。涼しい環境を好むネギとは栽培のタイミングや好む温度、必要とする肥料のバランスが大きく違うため、ネギのすぐ後にメロンを植えると、環境を合わせるのがとても難しくなってしまいます。
微生物の相性というよりは、環境のミスマッチが原因ですね。
| 相性 | 野菜の分類(科) | 避けるべき具体的な野菜 | 阻害の理由とメカニズム |
|---|---|---|---|
| 不適 | マメ科 | エダマメ、インゲン、ソラマメなど | ネギの成分がマメ科に必要な根粒菌を退治してしまい、栄養不足で育たなくなるため。 |
| 厳禁 | ネギ類(ヒガンバナ科) | タマネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ | 同じ病原菌やセンチュウが一気に増えて、深刻な連作障害を引き起こすため。 |
| やや不適 | ウリ科の一部 | メロンなど | 涼しい気候を好むネギと、高温を好むメロンでは環境や肥料の好みが合わないため。 |

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注意ポイント
大根の又根リスクを防ぐ残渣処理とは?
ネギの後作に大根を植えると、足が二股に分かれたような又根(またね)になりやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。面白半分の形ならいいですが、料理で皮を剥くのが大変になったりと、できればまっすぐな大根を育てたいですよね。
実はこれ、ネギとの相性が悪いから起きるわけではなく、畑のお片付けの仕方に原因があるんです。
大根が下へ下へと根を伸ばしていく途中で、土の中に石ころや硬い土の層、そして前作の野菜の分解されていない残渣(根っこや葉っぱの残り)にぶつかると、大根は障害物を避けようとして根っこを枝分かれさせてしまいます。
これが又根の原因です。また、残った葉っぱなどが土の中で腐っていく時に出るガスが、大根のデリケートな根の先にダメージを与えてしまうこともあります。
生物学的に見れば、ネギの成分は大根にとって大敵となるネコブセンチュウなどを追い払ってくれるので、環境としてはとても有益なんです。このメリットを活かしつつ又根を防ぐためには、ネギの残渣処理と土づくりを徹底することが鍵になります。
ネギを収穫したあとは、残った葉や根っこをそのままにせず、スコップやハサミでできるだけ細かく砕いて土にすき込みましょう。
そして、残渣が土の中で完全に分解されて落ち着くまでの腐熟期間をしっかりとることが絶対に必要です。大根の種を蒔く前に、最低でも3〜4週間は期間を空けてください。また、土を25cm以上の深さまで丁寧に耕して、土の中の塊をなくしておくこともまっすぐな大根を育てる秘訣ですよ。
苦土石灰で土壌酸度を適切に調整する

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野菜づくりにおいて、土の酸性・アルカリ性の度合い(pH)を合わせることは基本中の基本です。
ネギは弱酸性から中性(pH6.0〜6.5や7.0付近)の土を好みますが、ネギを長期間育てている間に、根っこから出る酸や、まいた肥料の影響で、収穫が終わる頃には土が酸性に傾いてしまっていることがよくあります(出典:農林水産省『野菜の施肥基準』)。
日本の雨も酸性寄りなので、放っておくと土はどんどん酸っぱくなってしまいます。次に植える野菜が気持ちよく根を伸ばせるように、酸性に傾いた土をちょうどいい状態にリセットしてあげましょう。
次の野菜の苗を植え付けたり、種を蒔いたりする遅くとも2週間前には、苦土石灰(くどせっかい)や有機石灰を畑にまいてよく耕します。
目安としては、1平方メートルあたり100g〜120g程度をパラパラとまいて混ぜ込みます。苦土石灰には、土の酸度を中和する働きに加えて、マグネシウムという植物が光合成をするために大切な微量要素を補給する役割もあります。マグネシウムがたっぷりあると、次の野菜の初期の成長がとてもスムーズになるかなと思います。
完熟堆肥で土壌の団粒構造を再構築
ネギの栽培と土寄せ作業のおかげで土は物理的に柔らかくなっていますが、ネギが育つために土の中の栄養をたくさん吸い上げています。そのため、次の野菜のためにしっかりと栄養を補給し、土の中の生態系を豊かにリセットしてあげることが大切です。
苗の植え付けの1週間前までに、しっかり発酵した完熟牛ふん堆肥などの有機物を、1平方メートルあたり約3kgほどまいて、土の深くまでしっかりとすき込みましょう。堆肥を入れることで土の中に良い微生物がたくさん増えて、悪い病原菌だけが異常に繁殖するのを防ぐバリアのような役割を果たしてくれます。
さらに、微生物が活発に動くことで土がフカフカの団粒構造になり、水はけと保水性がアップします。
もし、畑を長く使っていてネコブセンチュウなどの被害が気になっている場合は、次の野菜を植える前に、マリーゴールドやマメ科のヘアリーベッチといった緑肥(バンカープランツ)を一時的に育てて、そのまま土にすき込むという方法も効果的です。
これらはセンチュウを減らす働きがあるうえに、土を肥やしてくれる一石二鳥のテクニックなんですよ。
また、トラクターなどの重機を使ったり、何度も足で踏み固めたりして、土の深いところに水を通さない硬い層(硬盤層)ができてしまっている場合は、長いクワや専用の道具でその層をガツンと割いてあげることも大切です。水はけが良くなれば、病気の発生もぐっと抑えることができます。
ネギの後作に良い野菜についての総括
ここまで、ネギの後作に良い野菜の選び方と、次の栽培を成功させるための土づくりについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
ネギの根に棲む微生物や香りの成分は、土の中の悪い病原菌や害虫を減らし、畑をとてもクリーンな状態にしてくれます。この恩恵をたっぷりと受けられる最高のパートナーが、ジャガイモやトマトなどのナス科野菜、ハクサイやキャベツなどのアブラナ科野菜、そしてホウレンソウやニンジンです。
一方で、マメ科の野菜や同じネギの仲間は、ネギの成分と喧嘩してしまったり病気になりやすかったりするため、後作に選ぶのは避けるのが無難です。また、大根を植えたい場合は、又根を防ぐためにネギの葉や根っこの残渣を細かく刻み、十分に分解させる期間(3〜4週間)をしっかりとることがポイントでしたね。
畑の土づくりは、酸度を調整する苦土石灰の散布と、フカフカの土を作る完熟堆肥のすき込みを順番に行うことで、次の野菜が驚くほど元気に育ってくれます。植物同士の助け合いの力を活かした輪作のスケジュールを組んで、年間を通して美味しい野菜がたくさん収穫できる畑を目指していきましょう!

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ポイント

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あなたの家庭菜園が、これからも笑顔と豊かな収穫であふれることを応援しています!